Another world reviewer Saiya

異世界レビュアーセイヤと宝箱

異世界レビュアーセイヤと宝箱

幼い頃、大切なものを収納した箱を「宝箱」といって大事に扱っていた経験はありませんか?私は、幼なじみがベコベコのダンボールに入れたおもちゃの箱に「たからばこ」と書いていたのを今でも忘れられません。なぜなら、私は本物の「宝箱」を知っているのですから。この世界には宝箱という概念があるにも関わらず、実際の「箱」がないことを、私は今でも不思議に思っています。異世界では家に必ずひとつは宝箱があります。ダンジョンに出た勇者がアイテム不足やお金を手に入れるために家を訪れて、宝箱の中身を持ち出すという風習があるからです。・・・この世界ではそれを「強盗」というのですがね。異世界の住人は戦いに貢献することを誇りに思っているため、そのような考えには至りません。少ない量でも勇者のために、余った薬草や買い物をしたときのお釣りの小銭を入れて保管しています。勇者たちはそれを見つけたとき、いつも安堵の表情と満面の笑みを浮かべながら住人に感謝の気持ちを述べてくれるそうです。でも、もし勇者が家に訪れたときに宝箱がなければ、大切なものがどこにあるのかわからずに困ってしまいますよね。そうならないためにも、宝箱は必ず用意しておく必要があるのです。今回ご紹介した宝箱。用途はご本人次第ですので、何を入れるかは自由です。この世界では勇者が家に上がり込んでくることもありませんからね。インテリアとして使用すれば、家の中を高級住宅のようにガラリと雰囲気を変えてくれること間違いなしのアイテムですね。さて、あなたはこの「宝箱」に何を入れますか?
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異世界レビュアー セイヤの勇者インタビュー

異世界レビュアー セイヤの勇者インタビュー

「人里離れた森の奥深く、強固な岩に深々と突き刺さった「剣」は真の勇者にしか引き抜くことができないーー。 剣を引き抜いた青年は真の勇者となり、現れる魔物を次々と倒して世界に平和をもたらした」 異世界の国王は言います。「この世界の平和はあの勇者が魔王を倒してくれたおかげだ。」 この伝説はこちらの世界でも広まっている有名な話ですよね。 今回はそんな伝説の勇者が装備した「伝説の武器セット」をご紹介します。 独自のネットワークを駆使して、伝説の勇者との接触に成功。 なんと、使用する機会がなくなったという理由で、当時使用していた「剣」と「盾」をいただきました。 「私が部屋に保管しておくより必要な人の手に渡った方が武器も喜ぶはずです。」伝説の勇者は少し寂しそうな笑顔を見せながら、こちらに武器を渡してくれました。 武器を手に入れたのはごく普通の青年 私たちは、勇者にこれまでの経緯や戦い、武器を使用した時の感想を伺いました。 勇者は見かけによらず謙虚な姿勢で、私たちの質問に答えてくれました。 セイヤ:はじめに、なぜ武器を譲ろうと思ったのでしょうか? 勇者:この世界ではもう必要なくなりましたからね。この武器を必要としている世界が他にもたくさんあるはずです。価値のある剣ですが家に飾っているだけではもったいないですし、必要としている人の手に渡った方が剣も盾も喜ぶでしょ。 セイヤ:ありがとうございます。どういった経緯で剣の在り処までたどり着いたのでしょうか? 勇者:信じてもらえるかわからないんですけど、夢を見たんです。森の場所や仕掛けられているトラップ、どの村人に話しかければ良いかなど、とても詳細な夢でした。 たまたま連休の初日で特に予定もなかったので、夢でみた通りにダンジョンを進んでいたら本当に剣がありました。 セイヤ:最初に剣を見つけたときの感想は? 勇者:「あ、剣だ〜。」って感じでした。1度夢で見てますからね。。 武器を手に入れても勇者にはなりたくなかった? セイヤ:当初から勇者になりたいという思いがあったのでしょうか? 勇者:考えてなかったですね。僕は勇者になるほど器が大きくありませんし、剣の使い方は幼い頃に少しかじった程度でよく知りませんでした。痛いのとかも苦手なんでね。 セイヤ:なるほど。では、なぜ勇者に? 勇者:国王から熱烈なオファーがありまして、仕方なくといったところですね。「真の勇者にしか抜けない剣だから」と。。 最初はスルーしていたのですが、週の初めに必ず国王から手紙が届くんです。達筆すぎて読めないんですけど、すごい枚数の手紙でした。さらに、月に一度くらいのペースで大きな馬に乗った国王が10人くらい召使みたいなのを引き連れて「勇者になってくれ!」って頭を下げるんです。近所の目があるからやめてほしいとお願いしたのですが、こちらの言うことはお構いなしでした。 セイヤ:それは大変でしたね。それで勇者となり魔物が潜む森へ出られた。 勇者:そうなりますね。 セイヤ:ちなみに、こちらの立派な盾はどのように手に入れられたのでしょうか? 勇者:剣が突き刺さった大きな岩があるんですけど、その近くの洞窟にありました。綺麗な宝箱に入っていたので、よっぽど良いものなんだろうなあと思って宝箱ごと持ち帰っちゃいましたよ。 勇者となった青年は次々と魔物を倒した セイヤ:剣や盾を使ったときの感想は?...
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